タイヤの空気圧の適正値と点検方法 低すぎ・高すぎのリスクと冬の注意点

タイヤの空気圧、最後にいつ確認したか覚えていますか? 見た目ではわかりにくいため、気づかないうちに空気が減ったまま走っている車は少なくありません。
この記事では、福井市で持ち込みタイヤ交換を行っているカーケアマックスが、タイヤの空気圧の適正値の調べ方と点検方法、空気圧がずれているとどうなるのかを解説します。
目次
- 1. タイヤの空気圧は「車両指定空気圧」に合わせて月1回点検
- 2. 適正な空気圧の調べ方
- 3. タイヤの空気圧が低すぎ・高すぎだとどうなる?
- 3-1. 空気圧が低すぎる場合
- 3-2. 空気圧が高すぎる場合
- 4. タイヤの空気圧の点検方法と入れ方
- 4-1. タイヤが冷えているときに測る
- 4-2. ガソリンスタンドで入れる
- 4-3. 自宅で点検する
- 5. 冬は空気圧が下がりやすい 福井の冬の注意点
- 6. 空気がすぐ減るときに考えられる原因
- 7. タイヤの空気圧についてよくある質問
- 7-1. 空気圧の点検だけでガソリンスタンドを使ってもいいですか?
- 7-2. 窒素ガスを入れたほうがいいですか?
- 7-3. 空気圧がずれていると偏ったすり減り方をしますか?
- 8. まとめ
タイヤの空気圧は「車両指定空気圧」に合わせて月1回点検
結論からお伝えすると、タイヤの空気圧は、自動車メーカーが車ごとに決めている「車両指定空気圧」に合わせ、月に1回を目安に点検するのが基本です。
同じサイズのタイヤでも、車の重さなどによって指定の値は変わります。前輪と後輪で値が違う車もあるので、自分の車の数値を確認しておきましょう。
適正な空気圧の調べ方
車両指定空気圧は、次の場所で確認できます。
- 運転席のドアを開けたところ(ドアの開口部やピラー)に貼られたラベル
- 給油口のフタの裏(車種による)
- 車の取扱説明書
ラベルには「kPa(キロパスカル)」という単位で、前輪・後輪それぞれの値とタイヤサイズが書かれています。たとえば2023年式のプリウス(195/60R17)では、前輪250kPa、後輪240kPaと記載されている例があります。サイズの読み方はタイヤサイズの見方の記事で解説しています。
タイヤの空気圧が低すぎ・高すぎだとどうなる?
タイヤの空気はゴムを通して少しずつ抜けていき、1か月でおよそ5%下がるといわれています。日本自動車タイヤ協会の資料では、乗用車の約3台に1台が空気圧不足だったとされています。
空気圧が低すぎる場合
- 転がりにくくなり燃費が悪くなる
- タイヤの両端(ショルダー)が早く減る
- タイヤがたわんで熱を持ち、バースト(破裂)の危険が高まる
- 雨の日に水の上を滑るハイドロプレーニング現象が起きやすくなる
空気圧が高すぎる場合
- タイヤの中央だけが早く減る
- 乗り心地がかたく、はねるような感じになる
- 路面に接する面積が減り、グリップが落ちる
「少し高めに入れておくとよい」という話もありますが、入れすぎも問題です。高めにする場合でも、指定値から大きく外れないようにしましょう。

タイヤの空気圧の点検方法と入れ方
タイヤが冷えているときに測る
走ったあとのタイヤは熱で中の空気がふくらみ、実際より高い値が出ます。点検は走り出す前や、近所を少し走っただけのタイヤが冷えているときに行いましょう。
ガソリンスタンドで入れる
多くのガソリンスタンドには空気入れがあり、無料で使えるところがほとんどです。持ち運びできる「エアタンク型」は、タンクにホースを付けたままタイヤのバルブにしっかり押し当て、メーターを見ながら「+」「−」のボタンやレバーで調整します。タンクの空気が少ないと、逆にタイヤの空気が抜けてしまうことがあるので、使う前にタンクのメーターを確認しましょう。
設置型の機械は、指定の値をセットしてからホースをつなぐだけで自動で調整してくれるものもあります。使い方がわからないときは、お店の人に聞いてみましょう。終わったらバルブのキャップを忘れずに戻してください。
自宅で点検する
エアゲージ(空気圧計)があれば、自宅でも空気圧を測れます。空気を入れるには、タイヤ用の電動の空気入れなどが必要です。
冬は空気圧が下がりやすい 福井の冬の注意点
空気圧は気温の影響を受け、気温が10℃変わるとおよそ11kPa変わるとされています。気温の下がる冬は、空気圧も下がりやすくなります。
福井では例年11月末ごろからみぞれが降りはじめ、スタッドレスタイヤに履き替える方が増えます。半年ほどしまっておいたタイヤは空気が抜けているので、交換したら必ず空気圧を確認しましょう。1本だけ極端に低いときは、パンクしている可能性もあります。

空気がすぐ減るときに考えられる原因
月に1回入れても1本だけすぐに空気が減る場合は、自然に抜けているだけではないかもしれません。釘などが刺さったパンクのほか、空気を入れる口のバルブのゴムが劣化して空気が漏れていることもあります。
ゴムのバルブはタイヤの組み換えのときにしか交換できないため、当店では組み換えの際に交換をおすすめする場合があります(4本でプラス1,100円・税込、詳しくは料金ページ)。バルブについてはタイヤのバルブ交換の記事でも紹介しています。パンクの修理もご相談ください。
タイヤの空気圧についてよくある質問
空気圧の点検だけでガソリンスタンドを使ってもいいですか?
お店によって対応は違うため、利用する前にスタッフに声をかけてみましょう。給油のついでに点検すると習慣にしやすくなります。
窒素ガスを入れたほうがいいですか?
窒素は空気より抜けにくいとされていますが、抜けないわけではありません。窒素を入れた場合も、月1回の点検は必要です。
空気圧がずれていると偏ったすり減り方をしますか?
はい。低いと両端、高いと中央が減りやすくなります。偏ったすり減りを防ぐには、空気圧の管理に加えてタイヤローテーションも効果的です。
まとめ
タイヤの空気圧は、車両指定空気圧に合わせて月に1回点検するのが基本です。
- 指定の値は運転席ドアのラベルや取扱説明書で確認
- 空気は1か月でおよそ5%自然に抜ける
- 低すぎても高すぎても、燃費やすり減り方、安全性に影響する
- 点検はタイヤが冷えているときに
- 冬は気温で空気圧が下がりやすいので、履き替え後は必ず確認
当店のタイヤの組み換えでは、空気を入れてホイールバランスを整えてから車に取り付けます。福井でタイヤ交換をお考えなら、福井の持ち込みタイヤ交換専門店 カーケアマックスにお気軽にご相談ください。
