タイヤの選び方 種類・サイズ・アジアンタイヤの注意点を福井の専門店が解説

タイヤを交換しようと思って調べてみると、メーカーも種類もたくさんあり、値段も4本で数万円の差が出ることがあります。「低燃費」「コンフォート」「アジアンタイヤ」など、聞き慣れない言葉も多く、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、福井市の持ち込みタイヤ交換専門店カーケアマックスが、初めての方でもわかるように、タイヤの選び方を順番に解説します。
目次
- 1. タイヤの選び方は「サイズ→季節→性能→予算」の順で決める
- 2. まずは車に合うタイヤのサイズを確認する
- 2-1. サイズを調べる3つの方法
- 2-2. 表示の読み方
- 3. 季節で選ぶタイヤの種類
- 3-1. 夏タイヤ(サマータイヤ・ノーマルタイヤ)
- 3-2. スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)
- 3-3. オールシーズンタイヤ
- 4. 重視する性能でタイヤを選ぶ
- 4-1. 低燃費タイヤ(エコタイヤ)
- 4-2. コンフォート・プレミアムタイヤ
- 4-3. スポーツタイヤ
- 4-4. ミニバン専用・SUV向けタイヤ
- 4-5. 長持ちタイヤ
- 5. 車のタイプ別のタイヤの選び方
- 5-1. 軽自動車・コンパクトカー
- 5-2. セダン・ワゴン
- 5-3. ミニバン
- 5-4. SUV
- 6. タイヤ選びで役立つラベリング(等級)の見方
- 7. アジアンタイヤの選び方と注意点
- 7-1. メリットは値段の安さ
- 7-2. 静かさ・すり減り・雨の日の性能を確認する
- 7-3. 製造年も確認する
- 7-4. 冬用はとくに慎重に
- 8. タイヤを買う前に確認しておきたいこと
- 8-1. 4本は同じタイヤでそろえる
- 8-2. 交換の時期を知っておく
- 8-3. 取り付けの費用まで含めて考える
- 9. タイヤ選びに迷ったら専門店に相談を
- 10. タイヤの選び方についてよくある質問
- 10-1. 高いタイヤほど良いタイヤですか?
- 10-2. インチアップしたタイヤを選んでもいいですか?
- 10-3. ランフラットタイヤも持ち込みできますか?
- 11. まとめ
タイヤの選び方は「サイズ→季節→性能→予算」の順で決める
結論からお伝えすると、タイヤの選び方は、次の4つを順番に決めていくと迷いません。
| 順番 | 決めること | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | サイズ | 車に合うサイズを確認する。ここは選べない部分 |
| 2 | 季節の種類 | 夏タイヤ・スタッドレス・オールシーズンのどれか |
| 3 | 性能のタイプ | 燃費・静かさ・走り・長持ちなど、何を重視するか |
| 4 | 予算 | 国産・海外ブランド、新作・型落ちなどで調整する |
大切なのは「いちばん良いタイヤ」ではなく「自分の使い方に合うタイヤ」を選ぶことです。毎日の通勤に使うのか、家族で遠出することが多いのか、走る距離はどのくらいかを思い浮かべながら読み進めてください。
まずは車に合うタイヤのサイズを確認する
サイズを調べる3つの方法
タイヤのサイズは、次のどれかで確認できます。
- 今付いているタイヤの側面に書かれた表示を見る
- 運転席のドアを開けたところにあるシールを見る
- 車の取扱説明書を見る
中古車の場合、前のオーナーが標準と違うサイズを付けていることもあるので、ドアのシールや取扱説明書とあわせて確認すると確実です。
表示の読み方
たとえば「205/65R15 94H」なら、タイヤの幅が205mm、扁平率(幅に対する高さの割合)が65%、R はラジアル構造、15 はホイールの大きさ(15インチ)を表します。最後の「94」は1本で支えられる重さを示すロードインデックス、「H」は出せる最高速度を示す速度記号です(たとえば L は時速120km、H は時速210km)。
ロードインデックスと速度記号は、新車のときに付いていたタイヤの数字を下回らないものを選びましょう。くわしくはタイヤサイズの見方の記事で解説しています。
季節で選ぶタイヤの種類
タイヤは、使う季節によって大きく3つに分けられます。
夏タイヤ(サマータイヤ・ノーマルタイヤ)
いちばん一般的なタイヤで、乾いた道や雨の道で性能を発揮します。雪道や凍った道は走れません。この記事で紹介する低燃費やコンフォートなどのタイプは、主に夏タイヤの話です。
スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)
雪道や凍った道を走るためのタイヤです。福井では冬に雪が積もり、朝晩に路面が凍ることも多いため、夏タイヤとは別にスタッドレスタイヤを用意する方がほとんどです。選び方はスタッドレスの選び方の記事でまとめています。
オールシーズンタイヤ
1年中履いたまま使えるタイヤです。浅い雪なら走れますが、凍った道はスタッドレスに比べて苦手なので、雪の少ない地域向けといえます。

重視する性能でタイヤを選ぶ
夏タイヤには、重視する性能によっていくつかのタイプがあります。それぞれ長所と短所があるので、使い方に合うものを選びましょう。
低燃費タイヤ(エコタイヤ)
タイヤが転がるときの抵抗を小さくして、燃費をよくしたタイヤです。毎日の通勤や街乗りなど、走る距離が長い方に向いています。製品によっては、グリップ感がやや物足りなく感じることもあるので、雨の日の性能もあわせて確認しましょう。
コンフォート・プレミアムタイヤ
静かさと乗り心地を重視したタイヤです。家族を乗せることが多い方や、高速道路で長い距離を走る方に向いています。値段は高めになる傾向があります。
スポーツタイヤ
グリップ力とハンドルを切ったときの反応のよさを重視したタイヤです。運転を楽しみたい方に向いていますが、乗り心地はやや固く、音が大きめで、すり減りも早くなりやすい傾向があります。
ミニバン専用・SUV向けタイヤ
背が高く重いミニバンは、カーブでふらつきやすく、タイヤの外側がすり減りやすい傾向があります。ミニバン専用タイヤは、タイヤの側面を固くするなどしてふらつきを抑えています。SUVにも、車の重さや使い方に合わせたタイヤがあります。
長持ちタイヤ
すり減りにくさを重視したタイヤです。年間の走行距離が多い方は、交換の回数を減らせるので、結果的に費用を抑えられることがあります。
車のタイプ別のタイヤの選び方
軽自動車・コンパクトカー
通勤や買い物など、毎日の足として使う方が多い車です。燃費をよくしたいなら低燃費タイヤ、費用を抑えたいなら手ごろな価格帯のタイヤが候補になります。サイズが小さいぶんタイヤの値段も安めなので、性能と値段のバランスで選びやすいタイプです。
セダン・ワゴン
長い距離を走ることが多いなら、静かさや乗り心地を重視したコンフォートタイヤが向いています。走りを楽しみたい方はスポーツタイプも候補です。
ミニバン
家族を乗せて走ることが多い車なので、ふらつきを抑えるミニバン専用タイヤや、静かさ・安全性を重視したタイヤがおすすめです。重い車なので、ロードインデックスが足りているかも必ず確認しましょう。
SUV
街乗り中心なら、舗装路での静かさや乗り心地を重視したSUV向けタイヤが向いています。大きいサイズは値段も上がるので、予算もあわせて考えましょう。
タイヤ選びで役立つラベリング(等級)の見方
日本では、タイヤの性能をわかりやすく比べられるように、業界団体(日本自動車タイヤ協会)が定めた「ラベリング制度」があります。新品のタイヤには、2つの性能の等級が表示されています。
| 項目 | 等級 | わかること |
|---|---|---|
| 転がり抵抗性能 | AAA・AA・A・B・C | 燃費のよさ。AAAに近いほど燃費に有利 |
| ウェットグリップ性能 | a・b・c・d | 雨の日の止まりやすさ。aに近いほど止まりやすい |
転がり抵抗がA以上で、ウェットグリップがa〜dの範囲に入るタイヤが「低燃費タイヤ」と呼ばれます。燃費と雨の日の性能は両立がむずかしいといわれるので、両方の等級を見比べて、バランスのよいものを選ぶのがおすすめです。
アジアンタイヤの選び方と注意点
アジアンタイヤとは、韓国、台湾、中国、東南アジアなどのメーカーが作るタイヤのことです。ネットでは、国産タイヤよりかなり安い値段で売られています。
メリットは値段の安さ
製品によっては、4本セットで国産タイヤ1本分ほどの値段で買えるものもあります。近年は品質も上がってきており、近所の買い物や短い距離の通勤がほとんどという方には、費用を抑える選択肢になります。
静かさ・すり減り・雨の日の性能を確認する
一方で、国産の上位モデルと同じ性能を期待するのは避けたほうがよいでしょう。製品によっては、走行中の音が大きい、すり減りが早い、雨の日に水をはけにくいといった弱点があることもあります。ラベリングの等級や、購入した人の評価も参考にしましょう。
製造年も確認する
タイヤの側面にある4けたの数字で、作られた時期がわかります。たとえば「1225」なら2025年の12週目です。安いタイヤの中には、作られてから時間がたったものもあるので、買う前に確認しておくと安心です。
冬用はとくに慎重に
アジアンタイヤのスタッドレスは、凍った道で止まるまでの距離が大きく伸びたという測定例も紹介されています。雪と凍結の多い福井で冬に使うなら、値段だけで決めず慎重に選びましょう。

タイヤを買う前に確認しておきたいこと
4本は同じタイヤでそろえる
銘柄や溝の形が違うタイヤを混ぜて付けると、グリップに差が出て車が不安定になることがあります。交換するときは、4本とも同じタイヤでそろえるのが基本です。
交換の時期を知っておく
溝の深さが1.6mmになるとスリップサインが出て、そのタイヤでは走れなくなります。雨の日の止まりやすさを考えると、溝が3〜4mmくらいになったら交換を考えはじめるとよいといわれます。
取り付けの費用まで含めて考える
ネットでタイヤを安く買っても、取り付けのお店で持ち込みの料金が高くつくと、思ったほど安くならないことがあります。当店は持ち込みタイヤ交換の専門店なので、ネットで買ったタイヤも気軽にお持ち込みいただけます。持ち込みタイヤの組み換えは、15・16インチの4本で13,200円(税込)です。組み換え、ホイールバランス、古いタイヤの処分まで含まれています。そのほかのサイズは料金ページでご確認ください。
タイヤ選びに迷ったら専門店に相談を
カーケアマックスでは、無料のタイヤ選び相談を行っています。これまでにも「国産のスポーツタイプで、寿命は3万km以上、予算はこのくらい」といったご希望に合わせてタイヤをご提案したり、静かさを重視したミニバン専用タイヤを手配したりしてきました。
ネットで買ったタイヤは当店へ直送できるので、重いタイヤを運ぶ必要もありません。ネットでの注文が苦手な方には、注文代行サービス(手数料1,000円・税別)もご用意しています。お店の場所やこれまでの実績については店舗紹介のページをご覧ください。
タイヤの選び方についてよくある質問
高いタイヤほど良いタイヤですか?
一般に値段の高いタイヤほど性能は高い傾向がありますが、自分の使い方に必要な性能を満たしているかのほうが大切です。街乗り中心なら、上位モデルでなくても十分なことがあります。
インチアップしたタイヤを選んでもいいですか?
見た目を変えるためにホイールを大きくするインチアップもできますが、タイヤの外径(1回転の長さ)を元のサイズと大きく変えないことが前提です。車に合うかどうかを確認してから選びましょう。
ランフラットタイヤも持ち込みできますか?
当店ではランフラットタイヤと引っ張りタイヤの組み換えはお受けしていません。そのほかのタイヤは、お気軽にご相談ください。
まとめ
タイヤ選びは、サイズを確認し、季節の種類を決め、重視する性能と予算で絞り込むのが基本です。
- サイズ・ロードインデックス・速度記号は車に合うものを選ぶ
- 燃費・静かさ・走り・長持ちなど、自分が重視する性能で選ぶ
- ラベリングの等級で燃費と雨の日の性能を比べる
- アジアンタイヤは安いが、静かさ・すり減り・製造年を確認する
タイヤ選びのご相談や、ネットで買ったタイヤの取り付けは、福井の持ち込みタイヤ交換専門店 カーケアマックスへお気軽にお問い合わせください。
